スマスロとは?これまでのパチスロとの違いは?人気機種も紹介

パチンコ・パチスロ業界のピーク時市場規模は30兆円超とも言われていましたが、コロナ禍でオンラインカジノのおすすめが話題となり、一時は低迷していました。しかし近年では競技人口が回復傾向にあり、中でも注目を集めているのがスマスロです。
今回は新ジャンルとして人気なスマスロや、これまでのパチスロとの違いについてなどをご紹介します。

スマスロとは?

スマスロとは、スマートパチスロの通称名になります。2022年11月21日から導入された、新しい形式のパチスロ機です。ここでは、従来のパチスロとの違いについて、説明します。

従来のパチスロ機とスマスロの違いとは?

従来のパチスロ機とスマスロの違いは以下の通りです。

メダルレス遊技

スマスロ最大の特徴は、物理的なメダルを使用しない「メダルレス遊技」です。これにより、メダルの投入や計数といった作業が不要となり、スムーズなプレイが可能となりました。また、メダル管理にかかる手間やコストが削減され、ホール側にもメリットがあります。

有利区間ゲーム数の上限撤廃

従来の6号機パチスロでは、有利区間にゲーム数の上限(1,500G)がありましたが、スマスロではこの上限が撤廃されました。これにより、AT(アシストタイム)中にゲーム数制限で強制終了することがなくなり、より長く・ダイナミックな出玉を実現できるようになっています。

※パチスロ機は、警察庁の定める風営法の技術基準に基づいて設計されており、6号機とは2018年から導入された新しい規格のパチスロ機のことです。

筐体(きょうたい)デザインの変更

メダルレス化に伴い、筐体と呼ばれるスロットマシン本体のデザインも大きく変化しました。従来のメダル投入口や払い出し口はなくなり、代わりにICカードリーダーやタッチパネル、液晶表示などが強化されています。プレイヤーはカード一枚で簡単に遊技を開始・精算できるようになり、利便性が向上しました。

出玉性能の向上

上記のように、有利区間制限の撤廃やシステム改良により、スマスロでは高い出玉性能が実現されています。特に一撃性の高いAT機種では、短時間で大量の出玉が期待できる仕様も登場しており、パチスロファンから高い支持を得ています。

コンプリート機能の搭載

スマスロには「コンプリート機能」と呼ばれる出玉上限機能が搭載されています。これは、1日の差枚数が約19,000枚に到達すると、それ以上の出玉を獲得できなくなるというシステムです。射幸性を抑える目的で導入されており、健全な遊技環境の維持に貢献しています。

人気のスマスロ機種をご紹介

ここからは、パチスロのホールで安全に楽しめて、高い人気を誇るスマスロ機種をご紹介していきます。

L 東京喰種

人気漫画「東京喰種」を題材にしたスマスロ機で、純増4.0枚/GのAT「喰種RUSH」が魅力です。高い出玉性能と演出の完成度で、多くのプレイヤーを魅了しています。

スマスロ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

「まどマギ」シリーズの外伝作品を基にした機種で、初代を彷彿とさせるゲーム性が特徴です。ボーナスとATの連動性が高く、ファンからの支持も厚いです。

スマスロ かぐや様は告らせたい

ラブコメ作品を題材にした異色のスマスロ。軽快なゲーム性と一撃性のバランスが絶妙で、新規プレイヤーにも人気があります。

スマスロ バイオハザード5

名作ゲーム「バイオハザード5」が原作のスマスロ機。ホラー演出と連チャン性を融合した完成度の高い作りで、長年のパチスロファンにも支持されています。

L北斗の拳

名機「4号機・北斗の拳」をベースにしたゲーム性が大ヒット。王道の継続AT「バトルボーナス」が復活し、懐かしさと現代的なスペックを兼ね備えています。安定した出玉性能と高い継続率が魅力で、幅広い層から人気です。

まとめ

スマスロの登場により、パチスロ業界は新たな時代に突入しました。利便性の向上、出玉性能の進化、射幸性の管理強化といった観点から、今後もスマスロの普及と発展が期待されます。パチスロの新たなスタンダードとして、その動向に引き続き注目が集まっています。